現在、コロナ対策でオフィスやワーキングスペース、倉庫、家庭などで温度計の重要が高まっています。オフィスや作業現場での室内空気の品質と快適性を定期的に測定することで、社員の体調管理に貢献します。重要な人材の確保やコスト削減のためにも今後ますます温度計やセンサーによる温度管理が重要になってきます。現在、コロナ対策では主重点が置かれているのは、CO2計測器（室内のCO2濃度の計測）、赤外線サーモグラフィーです。
CO2計測器というのは聞き慣れない言葉ですが、換気不足で部屋中にCO2が充満すると体調やウイルスの発生に関係するということで注目されています。このCO2計測器は、会社や学校や公共施設などどこにでも設置可能です。CO2濃度は、Wi-Fiでサーバーに送られ管理者や社員同士でデータの共有が可能です。また自動でしきい値を超えるとメールなどでアラームが鳴る仕組みなので、換気を忘れるということがありません。
もう一つは、赤外線サーモグラフィーです。これも最近テレビでよく見ると思いますが、出勤時やコンサートの入場時などで一度に大勢の人の表面温度をモニタリングして体温を知る事が出来るツールです。これを見て、警備員が異常を発見すると声かえをしたりします。注意したいのは、表面温度は体温から1、2度は低く数値が出るという事です。
このように、以前よりも明らかに温度計やそのセンサー関連事業の需要が増えています。この記事が温度計やセンサーに対する理解に少しでも繋がれば幸いです。